Vol.1妊婦さんの腰痛について

妊婦の腰痛腰痛は、患者さんの訴えの中で、最も多い症状で、みなさんも大なり小なりこの痛みを経験されていらっしゃるのではないでしょうか?また妊婦さんも多くが経験されます。
腰の痛みは本当に辛く、経験してみないと分からないものですよね。

腰痛の原因には、外傷や腫瘍、ヘルニア、脊椎管狭窄症など様々あります。
また、エックス線やMRIを撮っても、特に異常が認められない腰痛もあります。

妊婦さんの場合は、日に日に大きくなるおなかを支えるため、腰に負担がかかってしまい、腰痛を訴えられることが多いです。しかし、実はまだまだおなかのふくらみが目立たない妊娠初期からも腰痛は出現します!

それは妊娠性のホルモンの影響です。
このホルモンが、骨盤をつないでいる靭帯(いわゆるスジ)を緩め、痛みを引き起こしているのです!

妊娠初期は胎児の器官が形成される大事な時期です。
腰痛治療のための、エックス線診察や痛み止めの使用は胎児への影響を考えると、勧められません。

実際に、私の外来に、腰痛専門医を受診され、上記の理由から十分な治療を受けることが出来なかった妊婦さんがお出でになったことがあります。

私の腰痛治療を受けたその妊婦さんは、
『どうやって痛みを治したのですか!?さっきまでの痛みがウソのようになくなりました!!』とおっしゃって、劇的に改善した腰痛にとても喜んでくださいました!

私の行っている治療は、関節運動療法を用いた腰痛治療です。
腰痛の原因には、前述のように、エックス線やMRIに異常がなく、骨盤の関節に異常をきたした腰痛もあります。

骨盤とは、いくつかの小さな骨が結合した筒状の臓器です。左右に腸骨、後ろに仙骨があり、それらを繋ぎ止める仙腸関節があります。
骨盤性の腰痛の原因は、まさにこの“仙腸関節”のわずかな“ズレ”から起こる、関節の機能異常がほとんどです。

」という字は、「(にくづき)の(かなめ)」と書きますよね。
この字のとおり、腰は、人間の体の中でとても重要な部分と考えられています。

腰が悪いと、背中に異常をきたします。
背中が悪いと肩が悪くなります。
肩が過度に緊張すると、首筋が強く張り、更には頭の筋肉の異常収縮(筋緊張性頭痛)まで引き起こしてしまいます!

…ということは、腰がきちんと治れば、肩こりや頭痛も治ってしまうというわけです!!

妊娠初期の妊婦さんの腰痛は、比較的容易に軽快することが多いです。
しかし、妊娠後期になって、初めて腰痛治療を受けられる妊婦さんは、長い間痛みを我慢していらっしゃるため、腰痛が慢性化しており、治りがややゆっくりになってしまいます。

妊婦さんも、妊婦さんではない通常の腰痛患者さんも、みなさん、腰痛はひどくなる前に、ぜひ早めに御来院くださいね!お待ちしております。

福岡市南区大楠3丁目18-18
(西鉄高宮駅から徒歩30秒)

交通アクセス
診療科目
産科・婦人科・麻酔科
院長
渋谷孝博
診療時間
平日(木曜以外)
午前 9:00 ~ 午後 5:30
土曜・木曜
午前 9:00 ~ 午後 0:30
昼休み
午後 0:30 ~ 午後 2:00
※初診の方は、最終時間の30分前までに受付をお願いします。(土曜日は11時まで)
※初診の方の妊婦健診は予約制です。来院される前に予約をお願いいたします。
※ご予約は診療時間中にお願いいたします。
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日曜・祝日